2016/04/17 人間椅子@六本木EXシアター

なんというか文字にしておきたいライブだったからライブレポ

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天気が悪かったので今日は鈴木さんの「本日はお足元の悪い中~」が聞けるなあと思いながら入場。

 

EXシアターは新しいのもあってかめちゃくちゃに音がいい(個人的主観)

ここで座席ありってどうなるんだろうと思ったけどなかなかしっかり段差になってて見やすい。

鈴木さん曰く「紅白ベストテンみたい」。なるほどわからん…。

 

 

一発目から『菊花の数え唄』は心臓ぶち抜かれてしまう。反則。

続けて『狼の黄昏』!ようやく生ワオーンが聴けて嬉しい。

 

宣言通り先月の赤坂でやらなかった曲をやってくれてありがたい

個人的な欲をいえば遠征できない民なので一回のライブで新アルバムの曲は全部やって欲しいんだけど

そこはまあ他にも過去曲聴きたい気持ちもあるからムニャムニャ

他にも10年くらいやってないレア曲もやります!とのことでワクワク。

 

そして25周年ベストから『狂ひ咲き』

25周年ベストから人間椅子に入門したクチなのでこれはほんとに嬉しかった

構成が複雑なんだけどさらっと弾いてのける椅子さんたちほんとかっこいい

からの『地獄の料理人』も良かった

「泣いたって」のところの手拍子忘れてないよな自分~~!と思ったけど心配無用でちゃんと覚えてた。

そして鈴木さんはやっぱり歌詞を間違えていた(らしい)

鈴木さん「煮込んで食うかを二回続けちゃった 二回煮込んじゃった」

和嶋さん「形なくなりますねそれ」

 

白眉なのがこの次の『芋虫』

まさか聴けるとは、ですよ。しかもこんなFC限定ライブでもないところで。

鈴木さんが和嶋さんに「ちょっと静かにして」なんて言ってたからまあ鈴木さん曲なのかぐらいに思ってたら

まさかの。

 

はじめ

鈴木さん「(芋虫のベースリフ弾く)」

客「うおおおおおお」

ワイ「(まじかよやべえ)」

 

真ん中くらい

和嶋さん「(テルミンを弾く)」

ワイ「(それいつのまにおいてあったん)」

 

おわりごろ

和嶋さん「(ギターソロで煽りにくる)」

ワイ「(ぼーっとしてたわ反応しなきゃ)」

 

エルフも倒産し消え去った2016年に『芋虫』が聴けるとはですよ。

なんか和嶋さんテルミン弾いてるし…いつの間に置いてあったの…最初から??

良すぎて顔の表情消え去った。曲に没頭するのに夢中で顔面にリソース割けなくなった。

続けて『胡蝶蘭』。ミラーボールきらきらでやっぱり没頭。

外見はほとんど地蔵と化しながら脳みそだけは興奮しっぱなしのフル回転。

鈴木さんが芋虫について「もう一回やりてえ」と言ってたけどあんまり納得いかなかったのかな

和嶋さんが「いやあすばらしかったですよ!」とフォローしていた。我々満貫の拍手。

 

テルミンについて、和嶋さんが実演でスモークオンザウォーターを弾いてくれましたが…

鈴木さんが手を上げて「それスモークオンザウォーター?」と聞いてくれるまでいまいちピンと来ず(ごめんなさい)

 テルミンは最近購入したものだそう。

リハで音が出なくて焦ったら、どうも近くに物が置いてあるとうまく音が出ない仕組みだったそうで…。

和嶋さんは不良品かと思って輸入代理店に連絡してしまったらしい。

鈴木さん曰く「すごい焦っててかわいそうだった」

最後、和嶋さんに「説明書はちゃんと読みましょう」と〆ていただきました

 

そして新アルバムから『恐怖の大王』『芳一受難』

どっちも新アルバムの代表曲なのでやっぱりくるか!といった感じ。実際すばらしい。

このへんからなんか和嶋さんも鈴木さんもナカジマさんもかなりノってきてた気がする

和嶋さんも鈴木さんも飛んだり跳ねたり多かった

 

和嶋さんの定番雨男ネタ、そして降ってくる雨の話題からの『泥の雨』

これが聴きたくて六本木まで行ったんだ私は!!

でろでろと続く曲だからなんとなく曲の節に合わせて腕上げたりーってのが難しいから

一見盛り上がらない曲に見えてしまうかな、とちらりと思った。

個人的には本当に大好きで家で料理しながら口ずさむレベルで好きなので

ちょこちょこやってくれたらいいなと思いつつ。

黄泉がえりの街』はイントロがいい。新アルバムは何気に全曲キャッチー。

さらに去年の渋公ぶりの『深淵』

途中和嶋さんの声が出なくなる部分があったから、すわ体調は如何とハラハラしてたけど

「泣きそうになってました」とのこと。一安心。

自分の曲で泣けるってなんだかいいなあと思うし和嶋さんのそういうところが本当に好き。

 

そしてやってきましたナカジマさんコーナー!

ああ~もう私この人ほんとうに好き!陽気に手足が生えたような人でもうほんとこっちまでニコニコなる。

『超能力があったなら』は和嶋さんのウィンドミル奏法が見られる貴重な曲。

今のピートはストラトばっかだけど私の好きなピートはSGもってる『TOMMY』あたりのだから

もうほんと一人で勝手にかぶらせて一人でキャッキャしてる。

そして和嶋さんピートばりにばんばか跳ね回る。かっこいい。

そのノリのままの『膿物語』で会場のテンションかなり高まった気がする

からのちょっとだけクールダウンした『雪女』

で、『針の山』で本編終了。

『針の山』について特に言うことないですいつ聴いても完璧にかっこいいから。

 

アンコール一曲目はまさか聴けると思ってなかった『幽霊列車』

PVアホほど見て聴いた曲をライブハウスでやってくれてるのどう考えても最高だし

最高以外の言葉が思い浮かばなかった。最高。

『地獄の球宴』はやっぱりノリやすいなあいいなあ

 

一回引っ込んでからの告知コーナー

①ロシアでアジア文化披露的なフェス出演

 まじでたまげたが5/12、14くらいに出るとのこと。流石に行けない(行かないけど)

 和嶋さん「研ちゃんといえばロシア語堪能ですよね」

 鈴木さん「全然覚えてない 三十年も前のことだし」

 鈴木さん「簡単なロシア語講座持って飛行機内で読みます」

 急遽決まったことなのでメンバー全員慌ててパスポート取得したらしい。

 なにはともあれこれが海外進出のきっかけになればと思う。

 いつでも思うけど人間椅子は海外で戦えるバンドだから

 海外に名を売る出来事があればすぐ人気になるはずなのでほんときっかけになりますように。

 

②7月からツアー

 東京は7/10に新宿レニーでやるとのこと

 ぐぐったらどうもルイード系列のハコらしい

 http://ruido.org/reny/floor_map.html

 場所は西新宿のロイホの上っぽい

 円形ステージってぐぐったら出てきたからブランキーの川崎チッタでやったモンキーストリップみたいな

 こっちからステージ全方面見えるやつか?と思ったら違った。

 後ろはバックステージ。残念。

 

最後の最後は『どっとはらい

和嶋さん地味に歌詞間違えてたけどかっこよかったからどうでもいいな!

テルミン弾こうとしたけど音出なくて諦めた(アンプの電源切れてたっぽい)の見ちゃったけど

かっこよかったからどうでもいいな!

最後に和嶋さんと鈴木さんとでお互いの楽器べーんって弾いたりしてて

猛烈に微笑ましかった。ありがとうございます。

 

以上。

今回なんだかすごく椅子のお三方がノリノリだったのが印象に残った。

和嶋さんが「イカ天のイベントのときくらいいっぱいいっぱいになった」って言ってたのはやっぱり『芋虫』か。

鈴木さんは「やっぱりもう一度やりたい」とまた言っていたので近い将来もう一度聴けるかもしれない。

大変楽しみ。

 

○セットリスト

菊花の数え唄

狼の黄昏

狂ひ咲き

地獄の料理人

芋虫

胡蝶蘭

恐怖の大王

芳一受難

泥の雨

黄泉がえりの街

深淵

超能力があったなら

膿物語

雪女

針の山

ーーアンコール1ーー

幽霊列車

地獄の球宴

ーーアンコール2ーー

どっとはらい

 

 

あとナタリーが記事あげてたから載せておく

 

ま、そこまで意識高くなくてもね

ブログを始めたはいいものの。

思った以上に書きたいことってない。

 

自己啓発のために始めたので自己啓発らしい記事でも、と思ったが

そこまで意識高くなくてもなあと思い直す。

というか今まで意識なんかほとんどないような気絶した人生を送ってきたので…。

 

いまやっていることでもかきますかねえ

 

先日CDを借りてきまして、それを取り込み中。

CDを買うお金がない って言いたくないけど事実。

a flood of circleバズマザーズ。 

 

a flood of circle


a flood of circle / ベストライド

 

2014年のロフトフェスが初見。予習なし。

世間に唾飛ばしながら中指を立てるようなボーカルの熱さとクソガキさにしびれた。

ひどい早口で正直MCは何を言ってるのかわからなかったけど

とにかくただかっこいいと思った。

2015年はGOLDEN TIMEのレコ発対バンツアー(w/ ROMEO' blood)を一回見たっきり。

2016年はベスト盤レコ発のワンマンへ行く。初ワンマンなので大変楽しみ。

 

バズマザーズ


ワイセツミー / バズマザーズ

 

2015年の2ndアルバムレコ発ツアーが初見。やっぱり予習なし。

ハヌマーンの山田亮一のいるバンドって知らなかったレベルで予習してなかった。

ハヌマーンはあんまりピンときていなかったがこれは良い。

そもそもテレキャスターの鉄弦のキリキリ音をそのまま増幅させたような音色が大好きなのでどんぴしゃ。

ベースも大変かっこよろしい。

だがやはりすばらしいのは山田亮一の歌詞。この人は本当に天才だと思う。

ぐちゃぐちゃな脳みその中身を言葉にして歌に乗せるのが本当にうまい。

2016年はまともに追っていきたい。

 

昨年は大概色々なバンドに手を出したが今年もそうしていきたい

昔は良かったとかなんとかいうつもりはもうしばらくない

失われた時を求めて

年々大したことが言えなくなっていることに気づいた。

恐らく原因はTwitter

 

Twitterの大量の情報にのまれて得たものをアウトプットしない、考察しない、つまらない一言感想のみ呟きまた次の情報を飲むの繰り返し。いつの間にかツイッター用語にも慣れてしまい、「尊い」とか「かわいい」とか脳みそが縮んだような言葉しか呟かなくなっているうちにすっかり長文を綴る能力や考察力を手放してしまったように思う。

(最初からそんなものあったか?と言われると少し苦しいところはあるが)

 

Twitterを始めた当初はそうではなかった。

他人とリプを送りあい作中のキャラについてどこまでも考察しそれこそブログでやれよ、とばかりの長文をかましていた時もあった。

だが始めて5年以上経つとこちらも惰性となってくる。昔ほどリプを送る気がない。昔ほど考察をする気がない。そもそもツイートをする気がない。TLをひたすら眺め、興味のあることがあれば適当にふぁぼりつい。

惰性以外の何物でもない。

 

せめて自分が好きだと思ったそのものの理由を綴れる自分に戻りたい。

そういった理由からブログを始めることにした。

 

この500文字程度の文章すらこさえるのに30分程度の時間を要している有様。なんとかここで続けていくことでせめて高校生の時分程度の文章力には戻したい。

週2回書けるよう、がんばろう。